無料の古紙回収の歴史とごみの減量化について

無料の古紙回収の歴史とごみの減量化について

無料の古紙回収の歴史とごみの減量化について 現在では当たり前になっている無料の古紙回収ですが、いつから行われてきたのか気になります。その歴史をさかのぼると、平安時代から古紙のリサイクルは行われてきました。現在のようなリサイクルではありませんが、「古紙の抄き返し」と呼ばれる使用された紙のリサイクルが行われていたようです。この時代の紙は大変高級なものとされており、繰り返し使うことはた今で言うエコにつなげていたと言われています。

その後、江戸時代になるとすでに古紙回収業者がいたとされています。エコ活動として、使用済みの紙を回収し、ふすまの下張りとして有効活用していたのです。その後、1960年頃になると、高度経済成長下となり、紙の種類も増え、同時に消費量も増えます。製紙メーカーも大型マシーンを導入したり、設備投資も積極的に行われたりしました。

日本が古紙回収やリサイクルを最初に行ったという話もあるくらいなので、古紙回収率の高さも納得です。自治体や業者による無料の古紙回収についての取り組みはもちろんのこと、日本人特有の真面目さや地道な活動が反映されていると感じます。その結果、日本の古紙回収率は2018年の統計によると世界でも、イギリスや韓国に続いて第三位で80%を超えています。世界第一位のイギリスにおいては、90%を超える古紙回収率です。

さらに、古紙利用率を見るとこちらも64%になっており、この数字は1970年頃に比べると約2倍となっています。古紙回収の無料化が推進され、古紙をリサイクルする業務を行う製紙メーカーの努力、私たち消費者がこれら古紙を利用した紙製品を積極的に購入していることにより結果を出せていると思われます。店頭に並んだコピー用紙などは確実にリサイクル商品の方が価格も手ごろですし、無料で配られる情報誌なども「再生紙を利用しています」と記載されていることが一般的です。

あらゆる場所で古紙のリサイクル商品が浸透していることを感じる場面があります。スーパーの店頭でも使用済み牛乳パックの回収が行われている場合もあり、紙を大切にする活動が広がってきていることを感じます。ごみを減らす活動でエコバッグをどこにでも持参しないといけなくなったことにも慣れて来ました。今では主婦だけではなく、小さな子どもや中年の男性などあらゆる年代の人がエコバッグを出かけるときに持ち歩くのがごく普通のこととなっています。高度経済成長のときには信じられない光景かと思われますが、ひとりひとりがエコ活動をしているのです。





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